大型船舶免許は3つの区分があって等級分けされている

大型船舶免許とは、海技免状とよばれる船舶免許証に相当するものを所持する海技士のことを指します。現在、海技士は従事する業務に応じて、航海、機関、通信、電子通信の4種類があり、それぞれが等級分けされています。航海海技士は、大型船舶で船長や航海士として乗務を行う場合に必要となる船舶免許です。現在は1級から6級までと、船橋当直3級の7つの等級が設けられており、1級はすべての大型船舶で乗務が可能ですが、それ以外は各等級で乗務可能な船舶に制限があります。

船橋当直3級は、ブリッジと呼ばれる場所で当直で監視を行う、運航士とよばれる乗組員の仕事を行うための資格です。機関海技士は、船舶で機関長もしくは機関士として仕事をするための免許で、4種類の区分の中ではもっとも種類が多いです。1級から6級までの6等級は機関士の乗組が必要な船舶すべてが対象ですが、内燃機関の運転に限定した免許もあり、こちらは2級から6級までの5等級が設けられています。また、航海海技士と同様に、監視業務を行うための資格として機関当直3級があります。

通信海技士は、無線でやりとりをするための設備がある大型船舶で通信士もしくは通信長の業務を行うのに必要となります。通信と電子通信の2種類に分かれますが、両者の違いはモールス符号を用いるかどうかです。通信は1級から3級まで、電子通信は1級から4級まであり、上級になるにつれて乗務可能な船舶の種類が増えていきます。

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